2021年10月で、WOMENCANFLYは2周年を迎えました! その節目の月に、パラレルキャリアライフコーチのhayapiさんがホストを務めるPodcast「Do What I Wantー自分らしく生きるためのヒントー」に、WCFの代表であるKimiyoがゲスト出演しました。 内容が、2周年を迎える今、皆さんにぜひお伝えしたいことだったので、hayapiさんに許可をいただいて文字起こしすることに!
前半に続き、今回は後半をお届けします。
まだ前半をお読みでない方は、こちら(前半記事)からお読みいただけます。
*このPodcastは、もちろん音声でも配信されていますので、家事や運転をしながらお聴きになりたい方はぜひhayapiさんPodcastこちらからチェックしてくださいね。
Vol.87 女性のどんな選択も正解。でも1つでも選択肢を増やす。(後半)
はやぴーさん 女性であることでいろんな壁がありますよね。年齢だったり、結婚だったり。この年だったらこうしなきゃっていうのがあると私も生きていて思います。自分は本当に結婚したいのかとか、子どもを産みたいのかを整理してほしいなって。
Kimi そうですよね。だから、反対された時の言葉で落ち込まず、それを質問にするというのは、大切です。自分は本当に結婚したいのかなとか。もし本当にそうなら、結婚した方がいいじゃないですか。今子どもを産む方が絶対いいというなら、留学に行くとできないかもしれないので。いただくご意見も全部自分を知る物差しにしていくという。
はやぴーさん 本当にそうだなと思います。
Kimi 難しいですけどね。今も質問をいただくことが多いですが、極力後悔させないようにお返事させていただきながら。ただ、背中を押してほしい時もあるだろうなというのもあって、一言かける重みを感じています。ただ、私の場合、最終的になぜ行くことを決めたかというと、私はワクワクする気持ちに従いましたね。
はやぴーさん その気持ちが本当に大切だなと思っているんですよ。ワクワクする気持ちに従ってほしい。
Kimi その時に、『グレイテスト・ショーマン』という映画が流行って、観た方はご存知だと思うんですけど、その中に「A Million Dreams」という歌があって。その歌の歌詞が、ベッドで寝ていたら自分のやりたいことが頭に浮かんできて寝られないという歌なんですよね。その歌を聞いた時に、子どもが産めなかったらどうしようとか、当時お付き合いしていた彼と別れることになるかもしれないとか、いろいろ考えて決断できなかったでんですけど、本当に海外に行くことにワクワクしてきて。海外へ行ったらこういうところで働きたいなとか、こういうことしたいなとかいうワクワクの気持ちが止まらなくて。ワクワクする方を選ぼうと決めた夜かもしれません。その歌の歌詞見てほしいです。おすすめです。
はやぴーさん 私もすごく好きでこの前も聴いていたんですけど、もう一度歌詞を見ながら聴いてみます。最近自分の中では「From Now On」がヒット曲ですごく聴いていたんです。今から始めるという曲で。ワクワクに従って、自分の選択を自分で選ぶ。
Kimi 自分で選ぶこと。はやぴーさんはインタビューされているから、いろんな女性がいるでしょうけど、どんな選択肢でも自分が納得していたらいいじゃないですか。それを年々思うようになって。どんな生き方でもいいと。自分の舵は自分でとっていくことが大事だと思いますね。
はやぴーさん 100%agreeします! いろいろ聞きたいことはあるんですが、このPodcastに来ていただいた方には2つ質問をしていて。きみさんにとって、自分らしく生きるとは?
Kimi 自分らしく生きるとは、自分の人生の舵を自分でとっていくことです。正解とか不正解はなくて。本当にどんな人生でもいいから、自分が「これだ!」と思って、かつ責任をとって過ごしているんだったら、それが1番ハッピーでいられる自分らしさかなと思っています。
はやぴーさん きみさんが自分で舵をとる人生のために何かしていることはありますか。
Kimi 自分の中にいつも理由を見つけるようにしています。嫌なことがあっても、環境や他人のせいにしない。そうしても何も変わらないから、時間が無駄だし自分も成長しないので。何かうまくいかない状況があっても、自分に何ができるかなとか、自分の何を直さないといけないかなとか。それを常に考えること。あとは最近「自分らしくいるためにどうすればいいですか」と聞かれて改めて思ったのは、自分の好きなことと嫌いなこと、得意なことと不得意なことをきちんと知るのが大切だなと。それを紙に書き出すと、得意なことだったら人のフォローができるし、不得意なことがわかれば、人にすぐにお願いできる。人の自分らしさと自分の自分らしさって違うと実感していて。例えば私、仕事でいうと一生懸命働けない環境が苦手で。常に改善してベストを尽くす働き方が合っていると知ってしまったら、ちょっとでもダラけていたり、改善しなかったりする職場が合っていないと分かる。自分らしさって言葉だけだと迷路じゃないですか。考え始めると答えが出ないので、きちんと自分の得意なことやできること、何時間でも続けられることは書いたりするといいかもしれない。意識して書く時間を最近はもつようにしています。
はやぴーさん 私は紙に書くことが好きなんですけど、書くって大事ですよね。
Kimi 大事ですよね。
はやぴーさん 思っているだけじゃなくて、手を使って、見て。
Kimi 毎日書いていますか。
はやぴーさん 今ジャーナルやっています。
Kimi 偉い! 毎日した方がいいんだろうなと思っていながら、私はできずにいて。書くことでおすすめなのは、何かに悩む時に未来の自分に手紙を書くこと。めっちゃおすすめです。例えば、イベントをするときにスポンサーがもらえるかわからない時、自分が今悩んでいることを全部書くんですよね。スポンサーがもらえなかったら赤字になるかもしれないとか、これがすごく難しいとか、自分が不甲斐ないとか。「開催できないかもしれない(泣)」とか書いていたとするじゃないですか。3ヶ月後の自分宛に書いたとしたら、その時にはイベントも終わっているだろうし、何かしらの結果が出ていると思うんですよね。そしたら、何がびっくりって、その時の自分と今の自分は全然気持ちが違うところにいる。それに自分がびっくりする。あんなにどん底にいた自分に、こんなことで自分悩んでいたんだとか。今はこんなに元気でやっているから全然大丈夫だよという感覚を掴むと、次に落ち込んだ時にも「3ヶ月後には元気になっているんだろうな」と予測できるようになりました。
はやぴーさん 悩みを書くって、すごくいいなと思うんですよね。何に悩んでいるかすらわからない時は、そういう状態を紙に書き出すと「自分は今こういう考えをしているんだ」と改めて認識するし。きみさんも言ったように、未来の自分に手紙を書くのは取り入れたいなと思います。
Kimi はやぴーさんが毎日ジャーナル続けているのは本当に尊敬します。見返せますし、いいですよね。
はやぴーさん 最初はただの日記というイメージがあって、そういう風に使っていたこともありました。感謝の日記をベースにしていて、それを書き始めたのと、自分の思考を見るために書いています。その時に気分が良くなかったらそれも書いて。そうすることが自分を知るきっかけになったので、ジャーナルがあると安心するというか。
Kimi 今WOMENCANFLYでは「IKIGAI ワークショップ」というオンラインセミナーをしていて、その内容は、「自分が好きなこと」「得意なこと」「世界が必要としていること」「世界がお金を払うこと」を書き出してもらって、ワークショップの60分の中ではこのうち「好きなこと」と「得意なこと」に特化して書き出してもらうんですけど、何がいいって、自分の好きなことや得意なことを書くことってあまりないので、その時間をとってもらうことも良いなと思っています。次回で開催6回目(2021年10月時点)になるんですが、人の好きなことや得意なことを聞くとこっちもハッピーな気持ちになるんですよね。だから、今のはやぴーさんの感謝の気持ちを書くことで共感したのは、誰かに感謝の気持ちをもつとかいうポジティブな発信って、自分に対してもプラスに返ってくる。自分はこういうことが好きで、自分はこういうことが得意だと思っているって、日本の方ってなかなか書けなくて。「こんなこと書いて良いんですか」とか言うんです。「絵を描くのが得意です」とか「期限までに必ずレポートを終わらせます」とか、些細なことでも、聞いていると「めっちゃすごいことじゃないですか!」って思って。毎回、聞いているだけでハッピーになります。
はやぴーさん 今言った例でも、謙遜が入っちゃうから。絵が描けますと言っても、あの人の方が描けるしなとか、結局他人と比べちゃって、素直に自分はできると認めることってなかなかできないんじゃないかなと思っていて。でも、そこを自分で認めてあげることが大切だと思います。ここにいる私が、認めてあげることが、次の一歩を踏み出す原動力というか。やっても良いんだよと自分で自分に言ってあげることが大切かなと思っていて。絵が上手いことを自分で認めてあげたら、こういう絵を描いてみようかなとかこういうデザインにしてみようかなとか、次にいける。そういう強みとか好きなことを、自分で認識して、自分にはこれができるんだと思って進んでもらいたいです。
Kimi そうですよね。友人とかをみていると、良いところがたくさん見つかるじゃないですか。日本人特有なのか、謙遜が多いのか、自分のことって書き出しにくいですけど、あなたはこういうところが得意だよって。それが自分の友達なら、「めっちゃ得意やん!」ともっと言ってあげたくなる。他人の方が良さを見つけてあげやすいから、そういう気持ちを自分にも持てたら良いですよね。
はやぴーさん ひとの良さは分かるのに自分には見つけられなかったり、冷たい言葉をかけちゃったり。自分に時間をとることを後回しにしがちだと思うんですよね。まわりを優先して。遊びとかご飯に行くことを優先しがちで、自分と改めて時間をとることを普通の生活の中で「やるぞ」と思う人はなかなかいないかもしれないけど、こういうIKIGAIワークショップとかに参加して自分に向き合うのは良いなと思います。もうひとつ。好きなクオートとか大切にしている言葉があったら教えてください。
Kimi 1つ浮かんだのは、「1日生きることは、1日進むことでありたい」というノーベル物理学賞をとられている湯川秀樹さんの言葉があって。その言葉がすごく好きです。「1日進むことである」と言い切っていないところも好きなんです。一歩進みたいとか、少しでも成長したいというのは目標だけど、簡単なことじゃない。でも、1日があって、その日に亡くなっている方がいるかもしれないし、事故や天災も多いので何があるかわからないなか、健康に生きているだけで丸儲け。そこでマイナスに目を向けるのではなくて、何か昨日よりも今日できることがあるとか、昨日よりも笑いがひとつ見れたとか。なんでも良いんですけど、昨日より一歩進んでいたいなと思い出させてくれるクオートです。
はやぴーさん 初めて聞きました。良いですね。
Kimi すごくシンプル。たしかに、1日生きているから、昨日より24時間増えているわけじゃないですか。映画1本観るでも良いし。お花を見に散歩の時間を5分とれたでも良いし。何か前進したいなという言葉がいいなと。
はやぴーさん きみさんとコネクトするとしたら、インスタグラムがいいですか。
Kimi インスタグラムか、毎月海外に住む女性にインタビューしている記事をメルマガでも配信していますので、インスタグラムかウェブサイトからメルマガにご登録いただけたら嬉しいです。
はやぴーさん 近々参加できるセミナーあるんですか。
Kimi IKIGAIワークショップです。(最新情報はインスタグラムでご確認ください)全部英語でしているんですが、ぜひ英語が不得意と思っている方こそ来てほしいです。英語でしている理由は、海外だから英語でしているんだぜ! じゃなくて、自分が日本にいた時に英語で話す機会がなくて伸びなくて。でも英会話スクールに行くと「What did you do on weekend?」と週末の話ばかりで。英語を話す機会がないと伸びないという負のサイクルになったので、何か英語で、かつ自分のためになる機会を一つでも増やしたいなと。それで、片言でもいいから英語でやろうというイベントなので、ぜひ自分のIKIGAIって何だろう?と考えるきっかけにもしてほしいですし、英語を話す機会がほしい方にも来てほしいです。少人数制で、マックス6人でしているのでぜひお越しください。
はやぴーさん 良いですね。週末の話だけでなく、興味のあることや学びたいことで英語を学ぶのが1番身になると学び方かなと思うので、そうやって英語を学べるのは良いですね。それでまた自分も成長するきっかけになると思います。
Kimi そうだと嬉しいです。
はやぴーさん そのIKIGAIワークショップもインスタグラムから?
Kimi インスタグラムのリンク概要に申し込みページがあるので、ぜひそちらから。
はやぴーさん わかりました。きみさん、ありがとうございます。楽しかったです。
Kimi こちらこそ!
映画『グレーテスト・ショーマン』のオリジナル曲である、『A Million Dreams』。Kimiyoが、この曲を聴きながらワクワクする気持ちに従って海外へ行くことを決めただけあって、聴いているだけでポジティブな気持ちになる歌です。自分の人生の舵を自分でとっていきたいですね!
また、上記のオンラインセミナー12月の日程が決まりました! 日時:12月9日(木)19時〜20時15分(日本時間) 場所:Zoom開催 料金:無料 定員:8名 英語での開催ですが、英語が流暢である必要はありません。WCFのメンバーがサポートしますので、ぜひ一緒に自分のIKIGAIを見つけましょう! こちら(↓)のリンクよりお申し込みが可能です。 IKIGAI WORKSHOP〜英語で学ぼう〜 Learn how to find your strength with IKIGAI workshop by James www.eventbrite.com.au ご不明な点がありましたら、ぜひインスタグラムよりお問い合わせください。最新情報なども随時配信しております。
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